“ Fades Away ”の制作秘話 (未完成だったこの曲が、Timの死後、どのように完成したのか。)




今回は、アルバム「TIM」がリリースされる前に、YouTubeで公開された、それぞれの『制作秘話 (The Story Behind)』で、話されてることを共有したい。

*翻訳あり*

制作秘話の動画で、話されてることを知ると、より、その曲についての理解が深まると思う。

この記事では、Fades Awayについて。

*シングルの「歌詞と和訳」は、下の記事で、書いてます。*

関連記事 : EDM オーケストラ!?『歌詞 和訳』Avicii – Fades Away (ft. Noonie Bao)

“ Fades Away (ft. Noonie bao) ”の制作秘話

動画の語りを「翻訳

(語り手 : Carl Falk & Noonie Bao)

Carl Falk : この曲“ Fades Away ”は、僕たちが最初に取り組んだ曲だ。

この曲は主に、ティムのコンセプトに基づいていた。

始まりは、このラインだった。

Don’t you love it how it all just fades away

ティムは、このラインやアイディアを凄く気に入ってたんだ。

僕たちは、このラインを元に曲を組み立てていくべきだ。」って。

そして、ティムは、参考用に曲を流してくれた。それはすごくテンポの早い曲だった。

たぶん、BPM137とか、そのくらいの速さだったと思う。

彼は言ったんだ。

この曲のドロップは、こんな感じにすべきだ。」と。

でも、それから「すごくスローな曲にもすべきだ。」とも言った。

だから、ドロップが来た時に、2倍の速度になってるように感じるんだ。

それで僕たちは、仮のボーカルをレコードした。

*因みに、仮のボーカルは、Joe Janiak

ティムは、この曲の歌詞や曲のコンセプトを引っ張っていく中心人物だった。

でも、この曲は、「未完成」だった。

この Verse(バース) と Chorus(コーラス) だけだった。

僕は、他のソングライターに言ったんだ。

僕たちはこの曲をリリースすべきだ

未完成のままでは、もったいない。素晴らしい曲だから、この曲を完成させよう」って。

それでしばらく、この曲の制作に取り掛かった後に、あることを悟った。

もしかしたら、このリフを弦楽器で弾いた方が良いんじゃないだろうか」って。

ある意味、この部分が、土台だったよ。

僕は、いつもこのリフを素晴らしいと思っていた。それで僕は思ったんだ。

このリフを他の楽器に変えたら、もっとよくなるんじゃないかな?」って。

その思いが、こういう形へと導いた。

多分、ティムは、これを好んでくれたと思う。

彼はいつも、弦楽器やオーケストラについて語っていたから

そして彼は、ボーカルについても、いつも拘っていた。

ボーカルは、彼のサウンドの大部分を占めていたものだ。

ティムは常に、ボーカルをどうしようかと考えていた。

それで、僕は思ったんだ。

もしこれを、女性が歌ったら、どうだろうか?」って。

*最初のラフなボーカルは、Joe Janiakという男性シンガーが歌っていた。*

ティムを知っていて、彼とこれまでに一緒に働いたことあるシンガーがいいな。

それで閃いたんだ。

Noonie bao (ヌーニー・バオ) は、どうかな?」って。

Noonie Bao : “ I could be the one ”は、私が関わった曲の中で、最も話題になった最初のシングルなの。

Avicii vs Nicky Romero – I Could Be The One (ft. Noonie bao)

その前は、スタジオで、何年も何年も、もがいてた。

だから、この曲は私にとって、すごく思い入れがあるの。

なぜなら、この曲のおかげで、今の私がいるから。

I could be the one ”が、私の音楽人生にとって、全ての始まりだった。

私は、Eメールをもらったわ。

ソングライターから、「“ Fades Away ”という曲を歌って欲しい。」って。

スタジオで、その曲をレコーディングした時は、すごく感情を揺さぶられたわ

本当に美しい曲よ。

彼らが、「歌って欲しい。」と言ってくれて、私は凄く嬉しく思ってる

Carl Falk : 彼女がこの曲のボーカルを務めたことで、この曲“ Fades Away ”は、異なる方向へと進んだ。

歌詞に、より脆さ (儚さ) が生まれ、誠実さが増した。

これはまた、「ティムが表現したかったこと」でもあるんだ。

僕は強く感じたよ。

この曲が、正しいやり方で、正しい方向へと、向かっていってると。

最後に

ティムは、作曲する時に、曲の完成形を既にわかってる。感覚的に。

そして、それを現実世界で、形にしていく。それが、彼の作曲のプロセスである。

これは、おまけだが、

Noonie Bao (ヌーニーバオ) の話し方が、ティムに、そして、ティムのお父さんに、すごく似てた。

喋る時の顔の角度と口の動かし方が。

ティムと長く働いてるうちにそうなったのか、元々そういう話し方なのか。それはわからないが…。

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